【猫の生活アドバイザー監修】キャットフードの保存容器おすすめ19選！フードタイプ・容器タイプ別にご紹介

キャットフードは、酸化してしまうと風味が落ちて、愛猫ちゃんが美味しく感じられなくなることがあります。だからこそ、開封後はできるだけ空気に触れさせず、新鮮さを保つ工夫が大切なんです。

キャットフードの保管方法が大切な理由とは？

キャットフードの保管が重要な理由は、大きく2つあります。

1. カビやダニの発生

キャットフードが外気に触れると、カビやコナダニが発生してしまう場合があります。愛猫ちゃんに以下のような健康被害をもたらす可能性があります。

カビやダニは湿気と温度が高い環境を好むため、ジメジメした夏場には特に注意が必要です。

2. 酸化

キャットフードが空気中の酸素に触れると酸化が進み、味や栄養価が損なわれてしまいます。さらに、酸化によって有害物質が生成されることも。以下が主な影響です。

ドライフードは見た目では酸化を確認しづらいため、袋を開けて1か月以上経っている場合や、フードがベタつく、猫ちゃんが食べたがらない場合は酸化している可能性があります。

キャットフードの保存容器の種類と特徴

愛猫ちゃんの健康を守るためには、キャットフードを正しく保存することがとても大切です。ここでは、キャットフードを保存するのに適した容器の種類と特徴について解説します。

1. 密閉容器

密閉容器は、フタをしっかり締めて湿気やゴミからキャットフードを守る便利な容器です。完全に酸素をシャットアウトするわけではありませんが、酸化を遅らせられるため、フードの鮮度を長持ちさせられます。

湿気の多い日本の気候にもピッタリなアイテムですね！

2. 真空容器

真空容器は、中の空気を抜いて真空状態で保存する容器です。酸素をほぼ完全に取り除けるため、酸化を防ぎ、キャットフードを新鮮なままキープできます。

香りや味がそのまま保てるので、グルメな猫ちゃんにも嬉しいアイテムです。

3. フードディスペンサー

フードディスペンサーは、シリアルやナッツなどを保管する容器ですが、キャットフードの保存にも活躍します。

見た目もスタイリッシュで、お部屋の雰囲気を損なわないのもポイントです。

4. ペットフード用保存容器

ペット専用に作られたフードストッカーは、キャットフードの保存に最適です。

密閉性が高いので、匂いや湿気の漏れをしっかり防ぎます。愛猫ちゃんのフードをいつでも新鮮に保てるので安心ですね！

5. 人間用の食品保存容器もOK

ペット専用のものでなくても、人間用の食品保存容器を使うことも可能です。

ホームセンターや100円ショップで手軽に手に入るので、コストを抑えたい方にもぴったりです。

キャットフードの保存容器を選ぶポイント

愛猫ちゃんのフードを新鮮に保つためには、保存容器選びがとても大切です。選ぶ際に押さえておきたいポイントを詳しくご紹介します！

1. 密閉性を重視する

保存容器で最も大切なのは「密閉性」。空気が入り込むとフードが酸化し、風味や栄養が損なわれてしまいます。

しっかり密閉できる容器を選べば、長期間フードを美味しい状態で保てます！

2. 大容量サイズを選ぶ

キャットフードを袋ごと入れられる大きめのサイズが便利です。

取り出し口が広い容器なら、フードの出し入れも簡単で手間がかかりません。

3. 材質で選ぶ

保存容器の材質によって、使い勝手や特徴が異なります。

	メリット	デメリット
プラスチック製	軽量でリーズナブル 100円ショップやホームセンターで手軽に購入可能	ニオイ移りしやすい 壊れやすい
ガラス製	フードの残量が一目でわかる おしゃれでインテリアにも馴染む ニオイがつきにくい	重量があり、割れると危険 猫ちゃんのいたずらには注意が必要

好みや愛猫ちゃんの数などで決めましょう。

4. 除湿剤や乾燥剤を活用する

保存容器に乾燥剤や除湿剤を入れると、湿気からフードが守られ、鮮度を保てます。100円ショップや通販で簡単に購入可能です。ペットフード専用ストッカーには、除湿剤を入れられるカバーが付いているものもあるので便利です。

5. 保存場所に合わせたサイズを選ぶ

購入前に、容器をどこに置くかを考えておくことが大切です。

保存場所に合ったサイズで、管理しやすい環境を整えましょう。

6. 猫ちゃんのいたずらに注意

猫ちゃんはとても賢く、フードがどこにあるかを察知します。容器を倒したり噛んだりされないような場所に保管し、傷がついて密閉性が失われないように注意してください。特に食いしん坊の猫ちゃんがいる場合は、いたずら防止対策を徹底しましょう！

7. 部屋のインテリアに合わせる

最近では、おしゃれなフードストッカーもたくさん販売されています。部屋のインテリアに合うデザインを選んだり、お気に入りのデザインで毎日の管理をもっと楽しくしましょう！

【ドライフード】開封後の保管方法

開封したドライフードは、空気に触れると酸化が進みやすいです。愛猫ちゃんの健康を守るためにも、フードを適切に保管し、できれば1か月以内に食べきるのが理想です。開封後のドライフードを新鮮に保つための具体的な保管方法を3つご紹介します。

1. 小分けにして保管する

1つ目は、ドライフードを1食分～1週間分ずつ小分けにして保管する方法です。小分けにするとフードが空気に触れる機会を減らし、酸化を遅らせられます。

おすすめの保管アイテム①アルミ製小分け袋：『ラミジップ AL-12』

遮光性、防湿性、ガスバリア性に優れているアルミ袋です。フードの鮮度を保ちながら保存できるので、小分け用に最適です。

おすすめの保管アイテム②真空パック機：『アイリスオーヤマ 真空保存フードシーラー VPF-S50』

簡単に空気を抜いて真空状態で密閉できます。フードの香りや風味をしっかり保てるので、酸化を防ぎたい飼い主さんにおすすめです。

おすすめの保管アイテム③脱酸素剤：『エージレス S-100』

小分け袋に脱酸素剤を入れることで、さらに酸素の影響を抑えられます。特に、酸素透過度の低い袋と併用することで効果が高まります。

2. すべて密閉容器に移し替える

2つ目の方法は、開封したドライフードをすべて密閉容器に移し替えて保管する方法です。小分けにする手間が省け、フードの残量がひと目で分かるのが嬉しいポイントです。

おすすめの保管アイテム①『SAYOKO真空保存容器 10L』

充電式で、簡単に真空保存が可能。袋ごとでも直接でもフードを収納できる便利なストッカーです。

おすすめの保管アイテム②『RAKU ペットフードストッカー』

二重蓋で密閉性が高く、大容量サイズも選べます。蓋に乾燥剤をセットするスペースがあるので湿気対策もばっちり。

おすすめの保管アイテム③『食品用乾燥剤（20g×6個）』

フードと一緒に入れておくだけで湿気を吸収し、フードの鮮度を保ちます。

3. 袋ごと保管する

最後の方法は、袋のまま保管する方法です。袋ごと保存する場合は、袋の口をしっかり閉じるだけでは不十分なので、フードストッカーなどを活用しましょう。

おすすめの保管アイテム①『tower 密閉袋ごとペットフードストッカー（3kg用）』

密閉性が高く、袋ごと入れるだけで簡単に保存可能。蓋には計量カップが付属しているので、フード量の管理にも便利です。

おすすめの保管アイテム②『アイリスオーヤマ 密閉フードストッカー MFS-10』

フタの裏側に除湿剤をセットできるタイプで、袋のままフードを保存できます。湿気対策も同時にできるので安心です。

おすすめの保管アイテム③『アイリスオーヤマ ペットフードストッカー用除湿剤』

袋ごと保管する際に便利な専用の除湿剤です。フードストッカー内で湿気をしっかり吸収します。

保管場所にも注意を！

どの方法を選んでも、保管場所が適切でなければフードの鮮度を保つのは難しくなります。以下のポイントを意識して保管場所を選びましょう。

【ウェットフード】開封後の保管方法

ウェットフードは水分を多く含んでいるため、とても腐りやすい食品です。そのため、開封後の常温保存はできません。基本的には、開封した日に食べきるのが理想です。

ですが、どうしても食べきれなかった場合はどうすれば良いのでしょうか？今回は、そんなときに役立つウェットフードの保管方法を2つご紹介します。

① 冷蔵庫で保管する

まず1つ目は、冷蔵庫で保管する方法です。ウェットフードは腐りやすいので、常温保存は厳禁です。ただし、冷蔵保存すれば翌日までは安全に保管できます。

POOKIE 缶キャップセット（スプーン付き）

直径6.5～8.5cmの猫缶に対応する蓋が2枚セットになっています。ピンク、グリーン、ブルーの3色展開でかわいらしいデザインです。スプーン付きなので、取り分けにも便利です。

② 冷凍庫で保管する

2つ目の方法は、冷凍庫で保管する方法です。冷凍保存をすれば、3～4日程度は安全に保管が可能です。ただし、冷凍するとフードの風味や食感が変わりやすいため、猫ちゃんの好み次第では食いつきが悪くなることもあります。

Ziploc スクリューロックコンテナ

冷凍保存にも対応した密閉容器で、フードをしっかり守ります。透明なので中身がひと目で分かるのも便利です。冷凍したウェットフードを食べさせる際は、冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジで解凍してください。解凍後は、すぐに与えるようにしましょう。

保管方法を工夫して愛猫ちゃんの健康を守ろう

ウェットフードは開封後にすぐ食べきるのが一番ですが、どうしても余ってしまった場合は、冷蔵庫や冷凍庫で適切に保存してあげましょう。保存中も空気や湿気からフードを守る工夫を取り入れることで、愛猫ちゃんにいつでも美味しいごはんを提供できます。

キャットフードの密閉容器おすすめ6選

猫ちゃんの大事なフードを新鮮に保つためには、密閉容器が大活躍！ここでは、便利で機能的な密閉容器を6つ紹介します。どれも猫好きさんにピッタリのアイテムばかりですよ。

商品名	価格(税込)	容量・収納量	本体サイズ(幅×奥行き×高さ)	本体重量	素材
アイリスオーヤマ｜密閉フードストッカー	2,980円	ドライフード約8~10kg	36.5×48.5×45.5cm	1850g	プラスチック
OXO(オクソー)｜ポップコンテナ	1,870~3,190円	1L~5.7L	16×16~33.3x16cm	500g	プラスチック
オーエフティー｜ドライフードストッカー	4,200~6,743円	3.6kg~22.5kg	サイズ別に異なる（詳細は本文で）	0.8kg~2.5kg	プラスチック
無印良品｜冷蔵庫用米保存容器	990円	2kg	9.2×18.6×29.3cm	約480g	プラスチック
ニトリ｜Easyレバーキャニスター	499~899円	460ml~4600ml	M/Lサイズ別に異なる	210~610g	プラスチック
xian｜密閉ドライフードストッカー	2,680~6,980円	870ml~9050ml	直径1224.2×高さ15.633cm	0.75kg~8kg	ガラス

1. ニトリ｜Easyレバーキャニスター

ニトリから登場した「Easyレバーキャニスター」は、リーズナブルながら便利な機能が満載。サイズ展開が豊富で、最大容量のものなら袋ごとキャットフードを入れることも可能です。同じサイズの容器同士をスタッキングできるので、収納スペースも有効活用できますよ。レバーを倒すだけで簡単に密閉できるので、湿気や酸化からフードをしっかり守ります。普段使いにぴったりの一品です。

2. アイリスオーヤマ｜密閉フードストッカー

ペットフード専用の密閉ストッカーといえば、アイリスオーヤマ。10kgまでのドライフードを袋ごと入れられる広々設計が魅力です。ゴムパッキン付きのバックルでしっかり密閉し、湿気や酸化を防いでくれますよ。蓋の裏に除湿剤をセットできるカバーが付いているので、さらに鮮度を保つ工夫がされています。初めてフードストッカーを購入する方にもおすすめのアイテムです。

3. xian｜密閉ドライフードストッカー

インテリアにもこだわりたい飼い主さんにおすすめなのが、ガラス製のxianキャニスター。透明な素材でフードの残量が一目で分かります。シリコン製のパッキンで密閉性も抜群。サイズ展開が広く、袋ごと収納できるものもあります。ただし、ガラス製なので置き場所には注意が必要です。

4. 無印良品｜冷蔵庫用米保存容器

シンプルかつ機能的なデザインが魅力の無印良品の米保存容器は、キャットフードの保管にもぴったり。スリムな形状で省スペース設計、縦置き・横置きどちらもOK。リーズナブルな価格なので、フードストッカーを初めて試したい方にもおすすめです。

5. OXO(オクソー)｜ポップコンテナ

世界中で人気の保存容器ブランドOXO。ワンプッシュで密封できる使いやすさが魅力です。透明なデザインでフードの残量が一目で分かり、サイズも豊富。小分けにして保存したい方や、収納場所に合わせて選びたい方におすすめです。

6. オーエフティー｜ドライフードストッカー

多頭飼いの方におすすめの大容量ストッカーです。特殊なスクリュー式の蓋で密閉力が高く、猫ちゃんのいたずらにも強い設計。また、白を基調としたシンプルなデザインは、どんなインテリアにもなじみます。市販の乾燥剤を併用するとさらに安心ですね。

キャットフードの真空容器おすすめ2選 🐾

商品名	価格(税込)	容量・収納量	サイズ(幅×奥行×高さ)	本体重量	特徴
HAGOOGI｜フードストッカー	6,980円	10L	36.7×32.9×32.5cm	2.44kg	・ボタンひとつで簡単真空 ・酸化を防ぎ新鮮さキープ ・自動真空機能で常に新鮮
ANKOMN｜真空保存容器ターンシール	7,260円	1.5L	14.5×14.3×15.2cm	600g	・ダイヤル式で手軽に真空 ・電池不要で使う場所を選ばない ・小分け保存に最適

HAGOOGI｜フードストッカー

ボタンを押すだけで簡単に真空状態を作れる優れもの。真空状態が緩むと自動で再密閉するため、いつでも新鮮なフードを保てます。充電式なので、保管場所を選ばないのも嬉しいですね。

ANKOMN｜ターンシール

ダイヤルを回すだけで真空にできる電源不要のエコな保存容器。小分け保存や限られたスペースでの使用にピッタリです。スタッキング可能で整理整頓も簡単！

キャットフードディスペンサーおすすめ2選 🐾

商品名	価格(税込)	容量・収納量	サイズ(幅×奥行×高さ)	本体重量	特徴
honeycando｜ポップンディスペンサー	3,000円	3.5L	34.8×20.9×18.1cm	約1kg	・スタイリッシュなデザイン ・毎回一定量を取り出し可能 ・分解洗浄で衛生的
Popuppe｜シリアルディスペンサー(7.4L)	4,515円	7.4L	12.5×6.5×6.5cm	非公開	・大容量で多頭飼いにも最適 ・並べて使えて便利 ・フードの種類別保存におすすめ

honeycando｜ポップンディスペンサー

アメリカ発のおしゃれなディスペンサーで、毎回同じ量のフードを取り出せる便利な設計。上からフードを補充するので、古いフードを先に使えます。インテリアに馴染むデザインも魅力的！

Popuppe｜シリアルディスペンサー

ホテルのビュッフェ風デザインで、フードをスッキリおしゃれに保存できます。多頭飼いの家庭ではフードの種類を分けて管理でき、猫ちゃんに合わせたフードをすぐに提供可能です。

まとめ 🐾

キャットフードを新鮮に保つためのフードストッカーをご紹介しました。以下のポイントを押さえて、愛猫にいつでも美味しいフードを提供しましょう！

愛猫の健康を守りながら、美味しい食事をサポートしていきましょう🐾✨